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傾きの違う図面2つをつなげる

平面図が2枚あり、それをつなげて欲しいとの依頼。
ま、もともとは大きな平面図だったんでしょうが、いただいたデータは大きいために2枚に分割
されてました。
そのちょうど 右端と次の図面の左端に跨ぐような区間が工事場所なので つなげて見やすく
したいらしいです。(赤丸の部分)
でも、これは方位がちょっと傾いていて そのままくっつけることができません。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_1664918.jpg

ちょうど斬られた断面に補助線があるのでそれを下ろしてきてみると
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_1674381.jpg

その線を端点でつなげると
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_168454.jpg

多少 右側の図面を左に傾けないと ピッタリくっつきません。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_1693866.jpg

ピッタリくっつけるために 角度を取らなければいけませんが、回転機能は要素を掴んで基点を
決めて 水平から動かず形になりますので 傾きの角度を水平の線から立ち上げるように獲得
しなければなりません。
1: そこでまず 線OA に対して 垂線OC を引きます。
2: 線OC を 線OX に対する鏡像 線OD を引きます。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_16151341.jpg

3: 次に 補助線2本を 回転させます。 点O を基点に X から XX へ。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_1617980.jpg

そうすると 補助線の左側が 垂直に立ち上がります。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_16181454.jpg

その立ち上がった 2本の補助線を 右回転で 90度倒します。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_16191385.jpg

そうすると水平方向に対しての 角度① がとれます。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_16211792.jpg

これを さらに上に 鏡像を作ると 水平方向から 上に傾き角度が得られます。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_16222666.jpg

ここまで来たら この線を適当な場所に移動して 点Oを基点にして 矢印の角度で右の図面を
傾けます。そうすると角度がピッタリ合います。
傾きの違う図面2つをつなげる_c0134128_16241721.jpg

前に似たようなことを書いたと思ったのですが、ないようです。
もっと早くできる方法があるのではないかと ちょっとビビって書いてます。(^^)
by ginger_baker | 2010-02-01 20:30 | CADのこと
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